ABOUT
日本の手仕事とモダンデザイン
日本には世界中のデザイナーから信頼される素材や工房が、今も大切に受け継がれています。各地のものづくりに根ざす、素材や工房の持つ技術を捉え直し、国内外のデザイナーと一緒に対話を重ね、新しいデザインを作り上げてゆく。
数あるアイテムの中から、誰にとっても身近で普遍的なトートバッグを中心としたバッグコレクションを、日本の素材と工房にこだわり展開します。
日々を彩るアイテムとして自由な発想で使って欲しいという想いから、フランス語で“大きな鞄”や“ショッピングバッグ”を意味するCaBas[キャバ]と名付けました。自分らしいライフスタイルを確立していこうとするあらゆる世代に向け、もの選びの“新しい価値観” を見出せるような商品を提案していきます。日本には世界に誇れる素材、工房がまだまだ沢山あります。
Japanese Handwork with a Modern Design
Japan is home to a diverse array of materials and ateliers that have earned the respect of designers around the globe and have continued to be kept alive by generations of artisans.We create novel designs by taking a fresh look at the materials and workshop expertise rooted in the manufacturing traditions of each region of Japan, and by constantly engaging in dialogue with designers in Japan and abroad.Our bag collection centers on tote bags—a part of everyday life for anyone, anywhere-and comes to life from our uncompromising choice of Japanese materials and ateliers. Out of our desire to have you use the bags to accent your day-to-day life the way you want, we dubbed the lineup “CaBas”, which means “large bag” or “shopping bag” in French.To people of any age who want to create their own lifestyle, we offer products designed to help them find a “new sense of values” about the way things are made. In Japan, there is a whole cosmos of world-class materials and ateliers.
ATELIER TANEI
日本で初めて綿業が根を下ろした愛知県の三河の地に、タネイは1920年に創業しました。
刺し子織りの老舗メーカーとして歩み続けてきたタネイは、それまで手工業で行ってきた刺し子織りを、動力による織機を開発することで安定的に供給できることをいち早く可能にし、三河の地に刺し子織りを根付かせました。タネイは剣道や柔道などの武道着の発展に寄与し、今日も日本国内の道着のトップメーカーとして多くの道着を世に送り出しています。厚手の三河木綿を使った独特な刺し子織りは、生地の凸凹により耐久性、耐火性、保温性、吸湿性に優れ、肌触りもよく刺し子織りは日本古来より伝わる防火用衣の織りものとして伝わってきました。刺し子織りの生地は非常に頑丈なため、美しい裁断や縫製が難しいとされていますが、タネイによって生み出される商品は、昔から刺し子織りに向き合ってきた経験豊かな作り手によって真っすぐに裁ち揃えられ、一枚一枚丁寧に縫製することで美しいカバンを生み出だしています。
生地の織りから裁断、縫製まで一貫したモノづくりにより、高品質な商品に定評がある唯一無二のアトリエです。